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Amazon撤退でクリック増・ROAS減:Googleショッピングの意外な影響
Amazon撤退後の影響
2025年7月23日にAmazonが Googleショッピング広告から突然撤退。
Optmyzrが6,137アカウントを分析したところ、クリック数は増え、CPC(クリック単価)は下がったものの、売上効率(ROAS)は悪化 するという結果が出ました。
全体数値(全カテゴリー合算)
- 📈 クリック数:+7.8%
- 📉 CPC:-8.3%
- 📉 コンバージョンバリュー:-5.5%
- 📉 ROAS:-4.4%
👉 クリックは増加、コストは低下。しかし 収益効率は下落。
背景:Amazonが作った購買期待
Amazonは単なる入札競合ではなく、「安価・即配送・シームレス購入体験」 という購買基準を市場に根付かせていました。
撤退後もその期待は消えず、他社が水準を満たせなかったことでコンバージョン価値が下落したと分析されています。
カテゴリー別の勝者と敗者
- 勝者:エレクトロニクス
- Best BuyやAppleがAmazon水準を維持
- ✅ コンバージョン:+81%
- ✅ ROAS:+7%
- 敗者カテゴリー
- ホーム&ガーデン、スポーツ用品、工具、アパレル
- クリック増加 → 価値低下 → ROAS悪化
- ヘルス&ビューティー
- コンバージョンはするが、単価が下がる
- アパレル&アクセサリー(最大カテゴリ)
- ❌ コンバージョン価値:-9.5%
- ホーム&ガーデン、スポーツ用品、工具、アパレル
インサイトと今後の注目点
- 「クリック増=売上増」ではない
- 競争減少でトラフィックは増えるが、利益に直結するわけではない
- Amazon不在でも「Amazon水準の期待値」は市場に残る
- Optmyzrは今後、遅延コンバージョン(後日購入) の影響を追跡予定
結論
PPC広告主にとって、安いクリック ≠ 儲かる顧客。
Amazon級の価格・利便性がなければ、多くのブランドは「ボリュームトラップ(量は増えても利益が減る罠)」に陥るリスクがある。
参考記事:「Clicks rose, ROAS fell when Amazon left Google Shopping」













